「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んだ感想
私は本を読んだり、ネットでいろいろと調べたり、資格の勉強をしたり…とにかくいわゆる「インプット」大好き人間なのですが、最近インプットよりもアウトプットの重要性を感じるようになりました。
これからはインプットだけじゃなくてアウトプットも頑張ってみよう(`・ω・´)!
と思ったものの、正直言ってアウトプットは苦手なのです…
自分の考えや意見をオープンにするって結構怖い。
たとえば読んだ本の感想をブログに書く。いわゆる書評ブログも立派なアウトプットのひとつですが、小心者なので、
「もしかして私変なこと言ってるかも?」
とか
「誰かにめちゃくちゃ批判されたらどうしよう…」
とか不安になってしまうのです。書いたこともないのに。
でも、このままインプットだけの人生では何も変化が起こらないし、なんとかしたい…と思っていたときに
たまたまTwitterで紹介されているのを見つけたのが、「学びを結果に変えるアウトプット大全」でした。
「アウトプットをする習慣をつけたいけど、何をしたらいいんだろう?」
とか
「そもそもアウトプットってなんで重要なんだろう?」
などの疑問を解決できます。
アウトプットといっても、
「昨日あったことを話す」「日記を書く」といった手ごろに始められることから
「プレゼンの緊張を味方につける」「部下の叱り方」などビジネスに活かせるものまで
幅広く紹介されています。
いろいろなアウトプットの方法が紹介されているのですが、
基本的にひとつの方法が見開き1ページで完結しているので、自分の気になるところだけ先に読んじゃう!というのも可能。
イラストも多いのでスラスラ~と読めます。
私の場合、読み終わったときには
「あれもやってみよう、これもやってみよう!!」
とやる気満々になるのですが、しばらく時間が経つと
「あれ、結局どんなことを実践してみようと思ったんだっけ(´_ゝ`)?」
と忘れてしまうことも多いので、見開きでシンプルにまとまっていると気軽に何度も読み返せるのでありがたいです。
このブログで「最近読んだ本」として読書感想文を書き始めたのもこの「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んだ影響なのです。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んで一番良かったと思えたのは、
「もっと気軽な気持ちでアウトプットしていいのかも?」
と思えるようになったことのような気がします。
正直なところ、私は文才もないしトーク力もないのでアウトプット苦手なんだよなぁと思っていましたが、もっと気軽な気持ちで完璧を目指さずに、思うままに徒然と書いてもいいのかもと思えたのです('ω')
著者が精神科医ということもあるのか、人が行動にブレーキをかけてしまう不安な気持ち
(私でいえば「もしかして私変なこと言ってるかも?」とか「誰かにめちゃくちゃ批判されたらどうしよう…」とかそういう気持ち)
そういう気持ちに先回りして丁寧にフォローしてくれ、具体的に行動に移すための「最初の一歩」を教えてくれる。
そんな印象を受けた本でした。
アウトプットに興味がある人、私のように自分の気持ちをオープンにすることに漠然な不安を感じる人におすすめです。